- 装画を頼むとき最初に決めるのは、判型と使われ方(文庫か四六判か、帯はどこまで隠すか、電子のサムネイルでも成立させるか)。
- 同じ絵でも、縮小したときに残る情報は判型で変わる。「文庫のサムネイルで顔が判別できること」が条件なら、描き込みはそこから逆算される。
- シリーズものは巻をまたいで同じ人物が出るため、実質キャラクターデザインの仕事になる。読み切りとは工数も進め方も別物。
- 装画は原稿を読んでから描き始めるまでに時間がかかる。発売日から逆算して、ラフ・修正・入稿に何日取れるかを先に出しておく。
- 装画は書影として長く使われる。使用範囲(書籍本体・広告・グッズ・電子)を最初にまとめて伝えると、あとから追加交渉にならない。
書籍の装画は、イラストの仕事のなかでも要求がはっきりしている分野です。読者が棚の前で立ち止まるのは1秒に満たない。そのあいだに「ジャンル」「温度」「誰に向けた本か」が伝わらないと、どれだけ丁寧に描かれていても機能しません。
だから装画のイラストレーター選びは、絵の好みだけで決めると失敗しやすい。ここでは選ぶときの基準を整理したうえで、OSERU IMG. で実際に装画を手がけているイラストレーターを実績つきで紹介します。
装画を頼むとき、最初に決める3つのこと
1つめは、判型と使われ方です。文庫なのか四六判なのか、帯はどれくらい隠すのか、電子書籍のサムネイルでも成立させる必要があるのか。同じ絵でも、縮小されたときに残る情報は判型で変わります。「文庫のサムネイルで顔が判別できること」が条件なら、描き込みの方向はそこから逆算されます。
2つめは、キャラクターを固定するかどうか。シリーズものは巻をまたいで同じ人物が出てくるため、実質キャラクターデザインの仕事になります。1巻だけの読み切りとは工数も進め方も別物なので、最初に伝えておくと見積もりのズレが起きません。
3つめは、文字が乗る場所です。タイトル・著者名・帯のコピーが入る余白をあらかじめ共有しておくと、あとから「顔にタイトルがかかる」といったやり直しが減ります。ラフの段階でデザイナーと一緒に確認するのがいちばん早いです。
OSERU IMG. で装画・書籍を手がけているイラストレーター
ここに挙げているのは、実際に公開している制作実績がある人だけです。名前をクリックすると、作風のわかる作品とプロフィールが見られます。
ふうき
公開されている実績から:
中島花野
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サンダースタジオ
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池田 早秋
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宮下和
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pai
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紅緒
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匈歌ハトリ
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なおよし
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wataboku
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田中 寛崇
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athéko
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ヒダカナオト
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古森 ゆき
公開されている実績から:
依頼する前に決めておくと早いこと
装画は、原稿を読んでから描き始めるまでに時間がかかります。発売日から逆算して、ラフ・修正・入稿のそれぞれに何日取れるかを先に出しておくと、打診の段階で「受けられるかどうか」がすぐ分かります。
また、装画は書影として長く使われます。使用範囲(書籍本体・広告・グッズ・電子)を最初にまとめて伝えておくと、あとから追加交渉になりません。
- 装画を依頼するとき、最初に決めることは何ですか?
- 判型と使われ方です。文庫か四六判か、帯がどれくらい隠すか、電子書籍のサムネイルでも成立させる必要があるか。縮小したときに残る情報は判型で変わるので、描き込みの方向はここから逆算されます。
- シリーズものと読み切りで、依頼の仕方は変わりますか?
- 変わります。シリーズものは巻をまたいで同じ人物が出てくるため、実質キャラクターデザインの仕事になります。工数も進め方も読み切りとは別物なので、シリーズ化の予定があるかは最初に伝えてください。
- スケジュールはどう伝えればいいですか?
- 装画は原稿を読んでから描き始めるまでに時間がかかります。発売日から逆算して、ラフ・修正・入稿にそれぞれ何日取れるかを先に出しておくと、打診の段階で受けられるかどうかがすぐ分かります。
- 使用範囲はどこまで伝えればいいですか?
- 装画は書影として長く使われます。書籍本体・広告・グッズ・電子と、想定される範囲を最初にまとめて伝えておくと、あとから追加の交渉になりません。
※ 本記事に掲載しているイラストは、当メディアのために制作したオリジナル作品です。 記事中で言及する作品・キャラクター・商品名の著作権は各権利者に帰属します。
OSERU IMG.
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